睡眠障害の一種で、「なかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早くに目が覚めてしまう」「眠りが浅い」などの睡眠トラブルが1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現するため、昼間の日常生活に支障をきたす状態のことです。 日本人の5分の1人は何らかの睡眠に関する問題を抱えているといわれています。
現代の日本では、インターネット・スマートフォンやLEDの普及、24時間営業店舗の増大による光環境の変化、昼夜を問わず働き続ける24時間社会などにより、昼夜のメリハリのない不規則な生活や夜型生活を送る人が多く、高齢化社会の進展も相まって、体内時計の乱れが引き金となって不眠症を発症する人が増えていると考えられます。 この体内時計の乱れを放置すると、不眠に対する「不安やストレス」や「間違った生活習慣」が重なり、さらに不眠が悪化・慢性化するといった悪循環に陥ってしまいます。
最近よく眠れない | |
寝ているのにスッキリしない |
などと感じたら、まずは一緒にその根本的な原因が何なのかを知ることから始めていきましょう。
当院では、リズム表などをつけながら生活習慣を改善していく、といったお薬を使わない治療と、お薬を使う治療があります。